近世奇跡考

 山東京伝の考証随筆『近世奇跡考』の歌比丘尼の項より。

〔残口之記〕に、歌比丘尼は昔は脇に挟んだ文匣(ぶんこう:書類や小物を入れるのに用いる手箱)に巻物を入れて、地獄の絵解きをし、血の池のけがれを忌ませ、不産女の哀れを泣かせる業をし、年籠りの戻りに、烏牛王(からすごおう)を配って、熊野権現のことを世間に広く告げ知らせたが、いつのころからか、隠し白粉薄紅をつけて、付鬢帽子に帯幅を広くして云々……

 『近世奇跡考』は、江戸後期の戯作者・浮世絵師の山東京伝(さんとうきょうでん、1761年〜1816年)の考証随筆。文化元年(1804年)刊行。

 歌比丘尼の項では、様々な書物の記録を集めて熊野比丘尼について考証しています。

映画「熊野比丘尼おりん物語」

熊野在住の有志「熊野映画を創る会」による自主制作短編映画です。

2012年熊野にて自主制作/本編35分/鑑賞無料 
監督:中田勝康
脚本:畑中和子
出演:中住麻美、芝佳世子、田宮勝、麻谷光俊、大西沙蘭、大久保彰、
   岡本英俊、岡鼻崇、野地本隆、小倉一利、笹谷和弘、井上敦、西浦康代
後援:那智勝浦町、和歌山県、那智勝浦町観光協会、新宮市観光協会、
   新宮市教育委員会、太地町教育委員会、御浜町教育委員会、
   熊野市教育員会、串本町教育委員会、熊野新聞社、紀南新聞社、紀伊民報

上映会募集中!
地域の公民館や会議室、店舗や小スペース、野外イベントなど大小様々なご依頼に応じてうかがいますとのことです! お気軽にご相談を。

詳しくは熊野映画を創る会facebookページで。